会長と母が!?
2人の関係は、一体
どのようなものだったのだろう?
「さて、それよりも話は、済んだことだし
私は、出掛けるとするかな」
そう言うと会長は、立ち上がった。
「親父。何処に行くんだよ?」
「うん?ちょっと……久しぶりに。
それよりも今夜は、2人共。
ここに泊まっていきなさい。色々と
話があるだろうから」
えっ……?
会長の言葉に驚いてしまう。
「あの……でも」
「ちなみに、この部屋には、月ノ宮一族秘伝の
特殊な結界が張ってある。
人間どころか妖怪すら勝手に出入り出来ないから。
朝まで、じっくりと話をするといいよ!」
朝まで!?
えっ……それって。
しかも月ノ宮一族秘伝の結界って……。



