もののけ会社と甘いキス。


「はぁ?あんなの大したことはない。
警備員まで妖怪とか、気味の悪い会社だな。
ヘドが出る」

そう言うとお札を取り出した。

「ほぅ……俺とやり合おうと言うのか?」

社長は、それを見てクスッと笑った。

ちょっと待って。
これじゃあ、喧嘩じゃない‼️

「待って下さい‼️
喧嘩をしないで……私は、無事だったのですから」

私は、慌てて2人の間に入って止めた。

「響!?」

「響。邪魔をするな」

社長は、そう言い私の肩を退かそうとした。

「汚い手で響に触るな‼️」

すると司は、私を抱き寄せてきた。

えっ……司!?