「やはりか。首筋に噛みついた痕があると
聞いたから、もしやと思ったんだ。
あんなやり方をするのは、闇野静夜率いる
ヴァンパイア一族しかいない」
社長……そこまで気づいていたの!?
なら何故止めないの?
「じゃあ、やめさせて下さい‼️」
危うく私まで襲われそうになった。
他にも何人の人が被害者になっているってことよね?
だったらやめさせなくちゃあ……。
しかし
「それは、無理だな。
ヴァンパイア一族は、人間の血を
食糧にしている。
それをやめさせるってことは、アイツらに
食事をさせるなと言っているようなものだ。
それを保護をするのが九門寺カンパニーの役目だ!
だからあれは、こちらで処理する」
そ、そんな……。
確かに人間の血を食糧にしているのなら
提供して貰えないのは、大変なことだろうけど
「アイツらにも九門寺カンパニー以外の奴らには、
血を吸うなとキツく言ってある。
アイツらの主は、幹部だからな。しかし
問題は、お前だ。何であそこに居た?」
ギクッ‼️



