もののけ会社と甘いキス。


それとも他にも
妖怪が紛れ込んでいるとか?

考えれば、考えるほど怖くなってきた。

「響?どうしたの?
あんた……顔が真っ青よ?」

「美音。早く着替えて更衣室から出よう」

私は、慌てて制服に着替えると
美音を連れて更衣室から出た。

妖怪に見られてると思うと
怖くて堪らなかった。

とにかく、大人しくしていたら
きっと何もしてこないはず……。

私は、そう思うことにした。

営業課に行くとひたすらパソコンの
キーボードを打ち
気を紛らわすように仕事をしていた。

平常心、平常心。

しかしお昼近くになった頃。
ある人物が営業課に姿を現した。