えっ……?
今、正体を明かしたら殺すって……?
「響、どうしたの?
さっきの人、向こうからぶつかっておいて
謝らないなんて失礼しちゃうわよねぇ~」
呆れたように美音は、そう言った。
「う、うん。そうだね……」
私は、そう言ったが背筋が凍っていた。
間違いない。今、確かに
正体を明かしたら殺すと言っていたわ。
えっ?じゃあ、あの女性社員も仲間の1人?
妖怪なの!?
監視って……そういう意味なの!?
私は、思わず周りを見渡した。
普通の更衣室だし、他の女性社員達は
楽しそうに会話をしていた。
あの人だけ仲間なのかしら?



