は、はい!?
わ、私が……し、社長の女!?
まさか、何で。どうして?
頭の中は、パニックになって
渦を巻いてしまった。
「蓮様!?何をおっしゃっているのですか?
あなたには、すでに婚約者だっているのに。
そんな地味で頭の軽そうな人間の女なんかを……」
三津谷さん……何気に酷い。
確かに私は、他の女性に比べて地味だし
頭もいい方ではないけど……。
いくら何でも言い過ぎだ。
「三津谷。何を言っている?
美人で賢い女なんて見飽きた。つまらないしな。
それに、婚約者と言っても親父が決めた許嫁って
だけで、まだ妻でも何でもない。それに
女を1人に決めないといけないのは、人間だけの話だ。
俺ら妖怪には関係のないことだ!」
「それだけではない。
お前も分かっているだろう?
どのみち、人間の女は必要だ。
コイツは、催眠に長けている三つ目一族の催眠を
はね除ける珍しいタイプの人間の女だ。
実に興味深い。俺の女としてそばに置きたい」
嬉しそうに社長は、理由を話した。
ちょっと待って。言っている意味が
私には、分からないのですけど!?



