その時だった。
バンッと資料室のドアが開いた。
「待ちなさい!!」
雪江さんが助けに来てくれた。
ゆ、雪江さん!?
「あんたは……山里さん!?」
雪江さんは、ドアを閉めると
ジロッと女性社員達を睨みつけた。
「この子に何かしてみなさい。
私だけではなく、社長も許さないわよ!」
しかし女性社員は、
「はぁっ?社長が許さないって
何を言っているの?この女は、
私達の正体を知ってしまったのよ。
その上……火傷まで。秘密を知られた以上は、
生かしておける訳にはいかないじゃないの……」
そう言ってきた。
しかし雪江さんは、
「彼女が私達の存在を知っているのは、
社長も承知済みです。その上で
彼女には、それ相当の処罰を与えているわ。
つまり、あなた達がやる必要はないのよ!」
「理解が出来たのなら立ち去りなさい。
これ以上、彼女に手を出すなら
社長も黙ってないわよ。もちろん私も」
そう言うと雪江さんの姿が変わった。



