殺戮合宿〜モンスター〜

「もう次の化け物が来たのか」


俊和がそう言い、バッドを持ってあたしの近くまで移動してきた。


あたしを守ってくれるという、あの言葉は本物みたいだ。


「ちょっと待って。あたし呪いの解き方がないか調べてみる」


麻由子がそう言い、スマホを取り出した。


「呪いの解き方なんてわかる?」


そう聞くと「調べないとわからないけど、安藤先輩の部屋には沢山の呪い関係の本があったんだよね? 呪い方の本があるなら、解き方の本だってきっとあるよ」と、答えた。


そうかもしれない。


ただ、それを見つけ出す間に化け物が合宿内に入って来る可能性もあった。


「あの文字に関する記事を探していけば、きっと何かが見つかるから……」


麻由子がブツブツと呟きながらスマホを操作する。


その目は見開かれ、血走っているのがわかった。