「みんなそれ所じゃないから……」


「そっか。そうだよな……」


そう言って困ったように頭をかく浅野先生。


先生だって、今の状況をどう打破すればいいのかわからないのだ。


「とにかく休憩室へ入ろう」


先生に促されて、あたしは休憩室へと戻ったのだった。