璃夢『失敗もいい経験だよ!次は分量ちゃんと計って混ぜすぎに注意したらいいんだから!』


『…だよな!!サンキュ!魁!』


璃夢『ううん!次の実習は成功するように頑張ろうね!』


『おう!』


元気になったクラスメイトは片付けをしているグループのところに戻って行った


鷹也『璃夢さんって慰めるの上手だよな』


璃夢『えっ?そうかな?』


煌月『案外保育士とか向いてそう』


璃夢『子供は可愛いよね』


なぜ保育士?と思ったけど、そのまま後片付けにはいった。


ガラガラッ

翼『りーむー!腹減ったー!』


雪『なら先に食えば良かっただろ』


翼『んなこと言ってお前も着いてきてるじゃん。璃夢と食べたかったんだろ?』


雪『誰が。バカじゃねぇの。』


翼『お前は図星の時、必ず暴言を吐く。』


雪『………。』


翼『そして言い返せなくて黙る。』


雪『っオマ』


翼『そして反論する。』


雪『マジウゼー』


翼『そしてお前は暴言のレパートリーが少ない』


雪『オイ飯食いに行くぞ』


翼『とうとう無視かよ』


ホント、二人って仲が良いのか悪いのか分かんないよね。


璃夢『洗い物後ちょっとだから先に屋上行ってて?』


鷹也『璃夢さん!洗い物なら俺らがやっておきますよ!』


璃夢『ダメだよ。自分が使ったものは自分でちゃんと片付けなきゃ』


それに洗い物して片付けるまでが料理の醍醐味だよね!

《そんな醍醐味聞いたことがない》


翼『じゃあ俺も手伝うぜ!』


そう言って布巾を持って洗った食器を拭き始めた

翼は優しいね。甘えちゃおっと!


璃夢『後でカップケーキあげるね』


翼『マジ!?よっしゃー!』


雪『お前明日調理実習のだろ?』


翼『だって俺のグループのメンツヤベェんだぜ?包丁握ったことねぇヤツいるし、洗い物すらした事ねぇやつばっかだぜ?』


洗い物ぐらい手伝って欲しいね。お母さん。大助かりするのに

《どこ目線のコメントだよ》