理緒「なるほどね〜。ハムスターちゃんに番長の座を取られるのが怖いからおじゃま虫してるんだね〜?」


可愛い言い方だけど、そんなに可愛いものじゃないよ。

て言うか、翼とか雪くんは【トップ】って言うけど、胡桃先輩は【番長】って呼ぶんだね


理緒「そうだ!俺も手伝ってあげるっ!」


唐突にそんなことを言い出した胡桃先輩。

えっと、手伝ってくれるって…?もしかして、加勢してくれるってこと?


理緒「俺はハムスターちゃんに退学して欲しくないからね〜!」


ギュッ!

璃夢「わっ、く、胡桃先輩!」


退学して欲しくないという嬉しい言葉とともにハグをもらいました!

うわぁ。胡桃先輩っていい匂いする……って!変態じみたこと考えちゃだめ!!

でもホントにいい匂いするし…なんか甘い匂い?お菓子みたいな!


理緒「それでお願いがあるんだけどね〜?」


唐突!


璃夢「お願いってなんですか?」


倒すの手伝ってくれるんだし、先輩なんだし、お願い事くらい聞かないとダメだよね?

《謎の義務感が生まれた》


璃夢「僕に出来ることならなんでも言ってください」


理緒「ホントに〜!?」


璃夢「はいっ!」


あれ、なんか前にもこんなことあった気が?つい数ヶ月前に……しかもその後、後悔したような…

なんでだっけ?……う〜ん……



理緒「じゃあ、雑魚ども倒したら俺のペットになってね!」


璃夢「はい、わかり…………え?」


い、今なんて?


理緒「わぁ〜いっ!了承も貰えたし頑張ろー!」


璃夢「えっ?えっ?えっ!?」


な、なんて言ったのあの人!!?


翼「璃夢!!胡桃理緒とじゃれてる場合じゃねぇ!」


じゃれてないよ!?


雪「アイツ援軍呼んで一人で逃げやがった」


なんかいつもより口悪いよ!?雪くん!?


理緒「俺も手伝ってあげるからすぐ終わるよ〜!」


翼「おっ!マジで!サンキュー胡桃!貸しは返さんけどな!」