翼「10分か……ひとり10人な!」
雪「だな。ひとりに1分もかからないからすぐに終わるな」
璃夢「だね!!」
3人で協力すれば10分しか無かったとしてもすぐに間に合うよね!
翼「よっしゃー!!!やってやるぜ!」
雪「ストレス発散させてもらうから覚悟しろ」
そして私たちはヤンキーたちをどんどん倒していった。
よしっ!結構減ったしこれなら間に合う!
少し気が緩んだのかもしれない……
「うらぁあああああ!!」
そう考えていると横から一人のヤンキーが私の方に向かってきた。
璃夢「えっ?」
その手には……ナイフ。
翼「っ、璃夢!」
雪「璃夢っ!!」
ヤバい!刺されるっ!
そう思った瞬間…
「ぐあぁあああ!」
カシャンッ
殴られた男は吹っ飛び、ナイフは地面に落ちた 。
そして私はヤンキーを殴った人を見て驚いた
璃夢「胡桃…せん、ぱい?」
胡桃先輩が助けてくれたのに驚いたのではなく、今までに見た事無いような【冷たい目】でヤンキーを見ていたから…。
しかしその目はヤンキーを見ているようでどこか遠くを見ているような目だった。
理緒「全く〜俺のハムスターちゃんに痛いことしようとするなんて!殺しちゃうぞっ!」
さっきまでの冷たい目が嘘かのように、いつも通りに戻った胡桃先輩。
見間違え……だったのかな?
ていうか、殺しちゃうぞって…物騒な…
理緒「大丈夫だった?ハムスターちゃん?」
璃夢「胡桃先輩、ありがとうございました!助かりました!」
自分の体の中心に刺さることは無かったけど、あのまま行けば脇腹あたりには刺さっていただろう。
ホント、痛いのは嫌だし病院もタダじゃないんだから…良かったよ…
璃夢「でもどうしてココに?」
理緒「だってここ、俺の通学路だもんっ!目の前で邪魔だったからどかしただけ〜」
あ、そうだったんだ。
ここの道狭いし、そりゃ邪魔になってるよね。
理緒「にしても、大変なことになってるね?今日、追試あるんだよね〜?」
璃夢「そうなんですけど、日比谷先輩はどうしても僕を退学させたいらしくて…」
理緒「退学?」
そう言うと胡桃先輩は何かを考え始めた


