「オイ!」
二人でそんな会話をしながら歩いていると、隣の路地から見るからにヤンキーな少年たちが出てきた
翼「あ?んだ?オメェら。」
璃夢「翼、ガン飛ばしちゃダメだよ!道聞きたいだけかもしれないでしょ?」
まぁ道を聞きたいならもっとそれ相応の呼び止め方しないとダメだと思うけどね?
「誰が迷子だ!!」
璃夢「誰も迷子扱いしてないでしょ!?」
今の返しおかしくない!?人が親切心で言ってあげてるのにさ。
「可愛い顔してムカつくなぁ!」
璃夢「ええ〜、翼を可愛いって言うなんて目おかしいんじゃない?」
翼「オマっ!それは俺に対しても失礼じゃね!?」
璃夢「何言ってるの?翼は可愛いんじゃなくてカッコイイでしょ?可愛い担当は雪くんだよ」
翼「お、おぉ。良くもそう恥ずかしげもなく…」
璃夢「だって本当のことだもん!翼ってほんとカッコイイよね。生まれ持ったものか…僕には望んでも手に入らないね…」
翼「何言ってんだ!!お前は可愛いだろ!?しかも、このヤンキーが可愛いって言ったのはお前のことだぜ?」
璃夢「えっ?そうだったの!?って翼…僕のこと…か、可愛いって…」
翼「な、なんでそこで恥ずかしがるんだよ!」
だ、だって……
「やめろ!やめろ!!」
いきなり叫んだヤンキーさん
「朝からピンク色のオーラに包まれてるところなんか見たくねぇよ!」
璃夢「じゃあ見なきゃいいんじゃないの?」
別に私たち会話聞いててって言ってないし。ていうか呼び止めたのは君たちでしょ?
「あぁああ!マジで噂通りふてぶてしい野郎だな」
ふてぶてしい?
《☆ふてぶてしいとは 図々しく、神経が図太いことである☆》
璃夢「翼ってふてぶてしいって思われてるんだね」
確かにたまに怖いもの知らずだな〜って思うことはあったけど…。えっ?それはちょっと違うって?
翼「イヤ、俺じゃなくて璃夢の事じゃね?」
璃夢「えっ!僕ふてぶてしくないよ!?」
翼「そういうのは本人は自覚してないもんなんだよ」
璃夢「え〜?じゃあ翼は僕をふてぶてしい人って思う?」
翼「全く」
璃夢「即答!じゃあその噂はデマだね」


