INFATUATOシンドローム 2




情報処理は関数が合ってないと答えが出ないから数字丸暗記は出来ないし。

漢文と現代文は文字数が多すぎて暗記できなかったし、ちゃんと問題を読まないと解けないから…力尽きて点数がとれない…

一応、その三教科も70点は超えるけど80点取れないとダメだから…

あぁぁああああ!ヤバい!どんどんダメな気がしてきた!


翼「おーい、大丈夫か?」


ボーッとしている私の目の前で手を振る翼。


璃夢「翼、短い間だったけど楽しかったよ。退学しても仲良くしてくれる?」


遠いところを見つめながら言う私。

うん、一体どこを見ているんだろうね


翼「もう諦めてんの!?なんのために三日間勉強したんだよ!」


だって……全部80点以上取らないと退学でしょ?全部なんて無理だよ〜!!


翼「俺はお前を信じてる!!大丈夫!お前ならぜってぇー大丈夫だ!」


そう言って私の手に何かを握らせた

なんだろうと思って手の中身を見てみると


璃夢「シャーペン?」


翼「そう!俺愛用のシャーペン!このシャーペン使ってると、テスト中めっちゃ閃くんだよ!」


へぇ〜!魔法のシャーペンだ!!


翼「だから、お前に貸してやるよ」


璃夢「えっ!いいの?」


愛用してるってことは翼のお気に入りのシャーペンなんだよね?私が使っちゃっていいのかな?


翼「おう!だから頑張れよ!」


友達と物の貸し借りするの…夢だったんだ!!

なんか、さっきまで無理かもとか思ってたけどなんかいけそうな気がしてきた!!


璃夢「翼、僕頑張る!絶対に退学になんてならないから!」


そして私たちは学校に向かって歩き出した。

学校に行くまでの時間がもったいないから、翼に問題を出してもらいながら学校に向かった



翼「現社と世界史、完璧じゃん!一桁だったとは思えねぇー!」


璃夢「ちょ、大きい声で一桁とか言わないでよ!恥ずかしいから!」


翼「あ、恥ずかしいとは思ってたんだな」


璃夢「そりゃそうだよ!!一桁だけは取ったことなかったもん!」


翼「まぁウチの学校マジでテストだけは難しいからな」


元、進学校だもんね。そりゃ難しいよ。