そんなことを考えてたらバイブ音が消えた。
翼「切れたな。」
璃夢「切れちゃったね。」
あまりにも出ないから諦めたのかな?それならそれでいいんだけど?
ブーッブーッ
そう考えていたらまたも鳴り始めたスマホ。またショウって人?そう思って画面を見ると
璃夢「えっ?お母さん!?」
画面には【璃花】と書いてあった
迷うことなく私は電話に出た
璃夢「もしもし!?」
璃花『璃夢!!無事なのね!?』
キィ────────ンッ
璃夢「うっ、お母さん声でかい!!」
思わず耳からスマホを遠ざけた
璃花『あ、あら、ゴメンなさい。でも無事でよかったわ…』
璃夢「ねぇそれどういうこと?」
さっきから無事?無事?って。
璃花『お兄ちゃんから電話があってね?
【璃夢が電話に出ないんだよ!!きっと襲われてるに違いないっ!!】って言うのよ』
襲われるって…だから誰によ?ヤンキー殴り込みに来てないから!
璃夢「て言うか、荘司さんから電話なんて来てないよ?」
まずそこよ。ホントにこのスマホに電話かけたの?絶対間違えてかけたって。
璃花『そんなことないはずだけど……。私の前にかかってこなかった?』
お母さんの前?
璃夢「ショウって人からならかかってきたけど…」
璃花『それよ!』
え?
璃夢「えぇぇええ!!?あのショウが荘司さん!?」
一体誰が同一人物だと分かるだろうか!?名前確認しろって言ったの荘司さんだよね!?
かかってくる名前がそのままの名前じゃないならちゃんと教えてよ!
璃花『まぁ源氏名なんて分かるわけないわよね…』
璃夢「ゲンジメイ?」
何それ?虫?
璃花『とりあえず私からお兄ちゃんに璃夢は無事だから安心してって伝えておくわ。』
璃夢「あーうん。伝えておいて?」
私から伝えておいてって言うのは何かおかしい気がするけど?
璃花『全く、お兄ちゃんには困ったものよね?翼くんのこと名前で呼ばずに【ウィング野郎】なんて言うんだから!私、誰のことか分からなかったわ』
だよ!失礼だよね!名前で呼ばないで変なあだ名つけるなんて!
しかも分かりにくいよね?そのあだ名。レイカさんの【つーちゃん】の方がよっぽど分かりやすかったよ


