翼「お前を一目見ただけで男だって分かるやつはこの世界中に一人だって存在しねぇよ!!」
一人くらいはいるでしょ!それは言い過ぎだよ!?
はぁ…大体【キャバ嬢】って何よ?【嬢】って漢字入ってるから女の人の仕事か役職か何かなんだってのはわかるけどさ?一体何するものなの?
《純粋とは時に恐ろしい(2回目)》
そんなことを考えてると、次は……
時雨「ほんとに何も無かったのか!?」
時雨からのマシンガントークが始まった。
私から離れた時雨は私の体をぺたぺたと触って安否確認をする
時雨「痴漢に遭わなかったか!?襲われなかったか!?路地裏に連れ込まれそうにならなかったか!?金タカられなかったか!?貞操無事か!?」
良くもまぁそんなに早いスピードで喋って噛まないよね?凄い、凄い。早口言葉も楽々だね
てか、時雨?
璃夢「もう身体中触るのやめて!?」
いくら女の子だったとしても恥ずかしいし擽ったいよ!?コレ、セクハラだよ!?異性同士だから!
《あながち間違ってはいない。》
璃夢「しかも、口調が混ざってる。」
時雨「あぁん!?今はそんな場合じゃねぇだろ!?」
えぇ!なんでメンチ切られなきゃいけないの!?
下から見上げられるようにガンを飛ばされる。
おかしいなぁ。いつもこの角度からなら『可愛いなぁ』って思うのに、全っ然可愛くない!
時雨「大体さ方向音痴だとしても、なんであんな遠いところまで迷うんだよ!」
とうとう終わりの見えないお説教が始まってしまった
その後は『璃夢は危機感が無さすぎんだよ!』
『可愛いんだからもっと自覚もて!?』
『風俗なんかに入れられたらどーすんだ!?』
『治安悪ぃんだから袋にされたら終わりだぞ!?』
『ヤラれて辛ぇのはオメェだけじゃねぇ!』
『俺らの為にも心配かけさせんな!』
等々、色々なことを言われました。最後の方は一人称が【私】から【俺】に変わってましたね。
所々意味のわからない言葉もあったけど、心配してくれてるのはすっごい伝わった。
璃夢「ごめん。心配かけさせて。」
とりあえず時雨の頭をゆっくり撫でる
璃夢「心配してくれてありがとう」
嬉しいという感情が溢れて私は自然と笑顔になった
笑顔のまま時雨の頭を撫でていると


