INFATUATOシンドローム 2




由宇「流石に全部はまわらないよ?」


璃夢「へ?」


なんと、有栖先輩に考えていたことを読まれてしまった。そんなにわかりやすい顔してたかな?


由宇「えっと…俺たちが聞いた話だと、璃夢くんの伯父さんは持たせたスマホのGPSを使って場所を特定して」


GPS!すごいな。そんなものがスマホの機能に着いてたなんて!


由宇「朱雀の人たちは、連れ去られたところを目撃した人の証言から絞り込んで特定」


えぇ!朱雀の人たちって…羚焚たちのことだよね!まさか羚焚たちまでもが自分を探すのを手伝ってくれてたなんて…。

うぅっ、あとでお礼を言っておかないと!


由宇「日向くんは…あまり大きな声で言えないんだけど」


えっ、大きな声で言えないこと!?何したの雪くん!


由宇「町中の防犯カメラをハッキングして見つけ出したんだって」


璃夢「えぇ!!」


防犯カメラってハッキング出来たんだ!

《ハッキングしたことを驚け》


由宇「そうやって場所を特定したんだって」


璃夢「そうだったんですね…」


あぁ…みんなに多大なる迷惑をかけちゃったな。今更なんだけど…。

翼や雪くん、先輩たちは休日だったんだから休みたかっただろうし…。