INFATUATOシンドローム 2




恭「やっやめろっ、分かる!分かるから!」


璃夢「そうですよね、分かりますよね。それなのにアナタは僕を刺そうとしたわけだ」


カシャンッ

私はナイフを壁に投げつけた。


璃夢「さぁ立ってください?まだ勝負はついてませんから」


流石にもう武器は持ってないだろうし。

そう思って私は日比谷先輩から離れた。それなのに日比谷先輩は起き上がろうとしない

まさかと思ってもう一度近づき顔を見てみると


璃夢「…………はぁ、マジ?」


白目を向いて意識を失っていた。


璃夢「ちょっとー。殴られて気絶とか言うなら分かるよ?何もしてないのに気絶するとか有り得なくない?」


もしかして、気絶してるフリ?フリだよね?私はちょいちょいと足先で日比谷先輩を蹴った

こんなことされたら何がなんでも起きるはずだけど、日比谷先輩はピクリとも動かない


璃夢「………それでも男なの?情けないな」


女の私に脅されて気絶するなんて…やっぱりアナタはトップの器じゃないわ。


璃夢「聞こえてるか聞こえてないか分かんないですけど、僕の勝ちですね。約束、守ってくださいよ」


そう言って私は翼たちのところに戻った