恭「魁璃夢っ、覚悟しっ…どこにっ」
璃夢「戦闘中に視界を塞ぐのは命取りですよ?」
恭「なっ!」
視界を塞いでると、敵に背中を取られることになるんですよ?
後頭部に頚椎(けいつい)、アキレス腱。後ろ側からの急所が無防備にさらされてる。そんなんじゃ、死にますからね?
そんなことを考えながら、私は背後から回し蹴りを横腹に入れた
恭「ゴホッ!」
そして横に吹っ飛んだ日比谷先輩は横腹を押さえて悶えた
璃夢「大丈夫ですよ。急所じゃないですから」
急所外してあげた私に感謝してよね?人情のない人が相手だったら、今頃ホントに死んでるから。
ま、私が急所狙わなかった理由はお金請求されたくなかったからだけどね
《再来 やっぱり金だった》
恭「ッ、クソッ」
今度は横腹を抑えて立ち上がった。
璃夢「…立ち上がるだけいいか…」
格闘技だったらこれで倒れるんだけど…まぁ選手より忍耐力はあるってことか。
先輩、ゴキブリ並みの生命力持ってそうだしね。これぐらいじゃ倒れないか
《毒舌だ》
璃夢「張りあいないんで、本気出してくれませんか?」
舐めてかかられてることぐらい分かってたからコッチもある程度本気出してるって言うのに。
《ある程度の本気とは…》


