INFATUATOシンドローム 2







翼たちがこの場所にたどり着いた理由。それは遡ること数分前


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バタンッカランカランッ!


乱暴に開いた扉。


湊「あー、すいません。まだ開店してないんですよ」


『もう少し待ってください』と湊が言おうとしたが


「ココで『リン』って子、働いてますよね!?」


いきなりそんなことを言われ、湊だけでなく他の3人も固まってしまった

来店してきた人を見ようと、羚焚、蒼閒、恋汰が振り返った先にいたのは


羚焚「……お前、璃夢と同じ学校の」


そう、やってきたのは


翼「っ、お前は朱雀のっ!」


翼だったのだ。


翼「なぁ!今日ココにリンちゃん来たか!?」


恋汰「ちょうど今、来ないなーって話してたんだよ」


そうか、リンちゃんはまだココに来ていないのかっ。それなら、この辺りで聞き込みをしないとっ!

恋汰の言葉を聞くや否や、お店を出ようとした翼を見て、羚焚がそれをとめた


羚焚「待て。何を焦ってる」


翼「リンちゃんがっ、誘拐されたんだよ!」


羚焚「…………何?」


翼「多分、家出てすぐ誘拐はねぇはずだからここ周辺で拉致られたと思うんだよ」


…大した根拠はねぇけど…そんな気がするんだよ。