荘司「とりあえず渡しとくから、なんかあったらかけてこい?ロックはしてねぇから」
璃夢「わかった。………また仕事用のスマホじゃないよね?」
スマホを受け取ってから前回あったことを思い出した。
スマホを受け取った瞬間に知らない人から電話がかかってきて、しかもそれが仕事用のスマホだったってことが。
荘司「大丈夫だって!二回も同じヘマしね」
ブーブーッブーブーッ
すると私の手の中のスマホが震え始めた。画面を見てみると女の人と思われる人の名前が書かれていた
璃夢「……………。」
私は黙って荘司さんを見つめた。
荘司「あ、あははっ、ま、まぁよくやるよな」
そう苦笑いを浮かべた荘司さんは私の手からスマホを取るとリビングを出ていった
ここで話せばいいのになんで廊下に行ったんだろう?
璃花「だけど璃夢、何があるか分からないから油断しちゃダメよ?それと、もしどうしようもない時はちゃんと人を頼ること。わかった?」
璃夢「うん!わかった!」
まずはそんなことにならないようにしたいけどね!だけど、頼ることを覚えないとダメだって言われたし…もしヤバくなったら頼らないとね。


