翼「…悪ぃ。名前は公言してなかったんだよな」


璃夢「ううん、気にしないで?聞かれることがなかったから言ってないだけだから」


まぁ聞かれてたら他の名前になってただろうけど。下手したらお母さんの名前言ってたかもしれないし。

あ、そう言えばリンは元気かだったよね。


璃夢「妹は元気だよ。」


翼「そっか。リンちゃんって何処でバイトしてるんだ?」


璃夢「カフェ ノルンってところだよ」


翼「へぇ〜。じゃあ今度行ってみるか。」


璃夢「妹も喜ぶと思うよ」


翼たちをバイト先に招待できるのは嬉しいし楽しみだもん!


翼「そ、そうか?」


何故か顔を赤くして照れたように笑う翼。

どうかしたのかな…照れるような内容じゃなかったと思ったんだけど…。


璃夢「っ!」


そんなことを思っているとまた変な視線を感じた。

…………また、勘違いかな…。ちょっと神経質になり過ぎてるのかもしれないね…。

気にしないようにして、私たちは教室に向かった


璃夢「じゃあね、翼」


翼「おう!また昼休みな〜」


そう言って教室の前で翼と別れて、私は教室に入った

ガラガラッ


煌月「璃夢さん、おはようございます」


璃夢「あ、煌くん!おはよー!」


教室に入ると、煌くんがすぐに挨拶をしてくれた。