恋汰「……なー、大丈夫か?」
コタちゃんは私を心配して声をかけてくれる
璃夢「うん…大丈夫。ありがとう」
頑張って笑って大丈夫って伝えたいのに、上手く笑えていないのか、コタちゃんは眉尻をさげた。
恋汰「無理すんなって羚焚も言ってたろ?無理な時は無理って言え?」
いつにもなく優しい言葉と声で私を落ち着かせようとしてくれるコタちゃん。
おバカなコタちゃんに心配かけるほど私は酷い顔をしてるんだね…。でも、これから何が起きるか分かんないから怖くて仕方ないんだっ…。
羚焚「リン」
すると、どこかに行っていた羚焚と蒼閒が帰ってきた。
蒼閒の手にはさっきの封筒が握られていた。
羚焚「……最近、変なことはなかったか。」
璃夢「変なこと…?」
羚焚「誰かにつけられてるとか、ものが無くなるとか。」
なんで分かったんだろう。つけられてるとか…ものはさすがに無くなってないけど…。
私はホットミルクのカップに手を当てて、カップを見つめたまま話し出した
璃夢「……れーたの言うとおり…誰かにつけられてる…と思う…」
羚焚「そうか。他には?」
羚焚の声もいつになく優しい。言葉遣いはいつも通りなのに。
璃夢「他は……昨日、の…帰りに…」
言っていいのかな…。お母さんにも言ってないのに…。もうバイトに来るなって言われちゃうよ…?


