湊「はいよ〜。出来るまで羚焚の機嫌直ししてて〜?」
へっ?羚焚の機嫌直し?
『何故?』と思って視線を羚焚にずらすと
璃夢「………わぉ」
眉間にしわ寄せ、左手で頬杖をつき、右手の人差し指でカウンターの机をトントン叩いてイライラを表している
………これ、触らぬ神に祟りなしってヤツだよね…?
璃夢「………。」
私何も見てませーん、という顔をして厨房でお菓子作りをしている奈月さんのところに行こうとしたが…。
パシッ
羚焚「オイ」
イライラしている本人に捕まってしまった。えっと、まださっきの話でイライラしてるの?それとも別のこと?なんのこと?
璃夢「…どうしたの?れーた。」
羚焚「………。」
璃夢「黙ってちゃ分かんないよ?」
羚焚「………。」
うーん……やっぱり『京極トップになろうとしてる』のを黙ってたことを怒ってるのかな…?
璃夢「ちゃんと話さなくてゴメンね?」
羚焚「………。」
璃夢「でもね、別に危ないこともないだろうし、きっと大丈夫だよ?」
羚焚「………なんで大丈夫って言いきれんだよ」
何故か私の腕を掴む力を強めた。
璃夢「うーん……ひとりじゃないから?」
学校には翼や雪くんを初めに、煌くんたちがいるし、先輩には胡桃先輩とか強い方々がいるし。


