INFATUATOシンドローム 2




理緒「なんで由宇にまで懐いてるの!?俺の方が長く一緒にいたのに距離感一緒って納得できないんだけど!」


なんて言われてしまった。

距離感一緒って……だって胡桃先輩も有栖先輩も同じ先輩だし…。
長く一緒にいたって言ったけど1ヶ月も一緒にいなかったし…。


理緒「もういい加減俺の事『理緒』って呼んでもいいと思うんだよね!」


胡桃先輩を名前で呼ぶってこと?でも、馴れ馴れしくない?先輩なのに。


理緒「さぁ!俺のことを『理緒』って呼ぶんだよ!」


……なんか胡桃先輩、鼻息荒いよ…?いいの?可愛いイケメンなのに勿体ないよ?


翼「はいはい、もうお前ら帰れ。」


理緒「ぶへっ!」


璃夢「翼!?」


なんと翼は胡桃先輩の顔面を片手で押し返したのだ。

よく胡桃先輩の顔面を潰すようなこと出来るよね。私は恐ろしくてそんなことできないよ


翼「んじゃ、報告会始めんぞ」


あれ?二人とも食べ終わったの?

そう思って二人を見ると、あんなに大きかったハンバーガーは跡形もなく消えていた


……男の子の食欲はすごいな…。


理緒「報告会?なんの?」


雪「……無視していいか?」


翼「いいぞ」


璃夢「していいの!?」


理緒「ちぇー。いいよーだ。ハムスターちゃんに遊んでもらうから〜。」


そう言って胡桃先輩は横から抱きつき、髪の毛をいじって遊びだした

……私に遊んでもらうって言うか私で遊んでる…?


翼「璃夢、そいつ大人しくさせるにはそれしかねぇから我慢してくれ」


璃夢「あははっ、我慢するような事じゃないし別にいいよ」


話進まない方が困るからね。

そして何故か集まった2年の先輩も交えて情報交換会が始まった