INFATUATOシンドローム 2




昴「おっ、日向もそう思うか?」


雪「はい。ピンク色の食べ物なんて女の食べるものですよ」


その発想が偏見だよ!胡桃先輩の頭をみて!?薄いピンク色でしょ!?

イチゴのシェイクと同じ色ですよー!!

胡桃先輩は二人の会話聞いて何も思わないの?ピンク色は女の子の色って言われてるよ!?

そう思って胡桃先輩を見たけど
『何食べよっかなぁ〜』と言ってスマホでメニューを見ていて話を聞いていないようだ。


昴「だよなー。男は黙ってチョコだよな」


雪「そこは王道にバニラに行くのがいいでしょう?」


昴「は?」


雪「は?」


璃夢「ちょっと!?ちょっと!ちょっと!」


何くだらないことで喧嘩始めてるんですか!シェイクの味のどっちが男らしいかなんてどうでもいいです!

それに、有栖先輩を間に挟んで喧嘩しないであげて!居心地悪そう!!


翼「お前、そのネタはだいぶ前のだぜ?」


璃夢「へ?」


ネタ?


理緒「あははっ、ポカーンとしてるハムスターちゃんも天使だね〜!」


ギュッ!

璃夢「胡桃先輩!?」


あなたのその抱きつきセンサーはどこに反応してるんですか!!

しかもメニュー見てましたよね!?雪くんたちの話は聞いてませんでしたよね?!なんで、私たちの話は聞いてるんですか!?

《愛の差だろう》


翼「あーもー!くっつくなっての!」


そういった翼に私と胡桃先輩は剥がされた。