璃夢「じゃあ僕が注文してくるね。飲み物は何がいい?」
椅子から立って、レジに向かおうとしたが…
翼「あ?レジなんて行かなくていいんだよ」
そう言い、座れ座れと椅子をポンポンと叩いた
不思議に思いながら私は椅子に座り、何故行かなくていいのか聞いてみた
翼「今のご時世、モバイルオーダーってのが出来んだよ。」
璃夢「もばいるおーだー?」
翼「スマホにアプリ入れて、カートに入れて注文ボタン押すだけだ」
そう説明しながら、スマホの画面を操作していく
翼「注文したやつは、待てば店員さんが持ってきてくれるってわけよ」
そう言ってしばらくすると店員さんがやって来て、商品を置いて帰っていった
璃夢「あれ?お金は?」
店員さん、貰い忘れてるよ!?呼び戻した方がいいんじゃない?
翼「大丈夫だ。このモバイルオーダーは、クレジット払い対応だから払わなくていんだよ」
璃夢「そうなんだ」
すごいな。そんなことまで出来るような時代になっただなんて!ビックリだね!
《お前はいつの時代の人だよ》
雪「お前ら早く食えよ。情報交換の時間がなくなるだろ」
そう言われ、雪くんの方を見るとすでに白身フライとなんとかかんとかバーガーを食べていた
今来たばっかりなのに、もう3分の1はないよ?早くない?
翼「んじゃ、俺も食べるとするか。」
璃夢「じゃあ僕も」
そう思ってシェイクを飲もうとトレイの上を見ると、りんごのマークの着いた箱が置いてあった
?なんだろう、これ


