璃夢「えぇ!翼、化粧品会社に行こうって言ったの!?」
翼…オネェさんになりたかったの?はっ!もしかしてレイカさんの影響?まぁレイカさん綺麗だからね〜憧れちゃうのも無理はないか
璃夢「今まで気づかなくてゴメンね…翼…。僕は応援するよ!」
翼「何をだよ!勘違いだからな!?」
璃夢「…無理しなくていいって…」
翼「だぁあああ!違うっ!!違うって言ってんだろ!?逆に化粧品会社のマッツを知ってる雪の方がおかしいだろ!」
あ、そっか。化粧品会社って言えば女の子の方が知ってる…っていうか女の子じゃなかったら知らない…。
まぁ私は知らないんだけど、男の子として生きてるからいいよね!
《お前はこれから一生男として生きるつもりか》
雪「あ?んなの時雨がよく『マッツの化粧品欲しい』ってほざいてたからな」
なるほど!それなら雪くんがマッツを知っててもおかしくないね!
翼「てか、俺が言ってんのは飲食店チェーンのマッツの方だから」
璃夢「……食べ物屋さん?」
翼「そう」
へぇー、食べ物屋さんと化粧品会社の名前が一緒って面白いね。
翼「はぁ…もうとりあえず行こうぜ?作戦会議も兼ねるからさ」
あっ、そっか!お昼休みの時私が戻ってこなかったから…放課後にやろうって事ね!
でも私、情報収集してないよ?
そんなことを思いながら翼に連れられ、やってきたマッツというお店
璃夢「ココ?」
翼「おう!マッツ、正式名称マツドナルドだ!」
ほぉ!マツドナルド!
赤い髪の毛をし、黄色と赤のシマシマ服を着たピエロの人形が立っている


