INFATUATOシンドローム 2



大和「その代わり手ぇ繋いでっ!」


璃夢「えぇー?」


大和「じゃないと璃夢ちゃんにチューする!」


………この人、ガチの酔っぱらいじゃないか…。実はお酒飲んだでしょ!?


璃夢「はいはい、もう好きにしてください。僕はこのままお昼食べるんで」


そうほっといてやれ。

そう思って翼と雪くんがいるところに戻ろうとした


大和「うわぁあああーん!そんなこと言わないでよ〜!一緒に寝よーよー!」


そう言って私の腰に巻き付き、行かせないようにする。


璃夢「いやいや、一緒には寝ませんよ」


大和「寝よーよー!!」


璃夢「はぁ……じゃあ二択ですよ」


いつも荘司さんがめんどくさい時に使う技を使ってやろう。


璃夢「もう一生僕の料理が食べられないか、一緒に理事長室に戻るか。どっちがいいですか?」


名付けて…【究極の二択で大人しくしてください作戦】!!

《そのままのネーミングだった》


荘司さんの絡みがウザイときは、いつも【寝る】か【飯なし】かの二択にするんだ

そうすれば絶対に【寝る】を選ぶからね

けど、荘司さんと大和さんじゃ価値観が違うから…。ご飯なんて別にどうでもいいかもしれないな…。

そうなったらどうしよう…と考えていると…


大和「戻る!大人しく戻ります!!」


そう言って腰に巻き付くのを辞めて、敬礼ポーズをした大和さん。


璃夢「はい、よろしい。じゃあ戻りますよ」


私、結構疲れてきたんだけど…。