あぁあ!!大翔さんが言ってたんだよ!私が胡桃先輩に誘拐?されたとか言って放送して、私が理事長室を訪れた時!
今ではなんか懐かしいねぇ。胡桃先輩のペットだったことが
大和「良くねぇんだよ!日向ァ!テメェが犯人かぁ!」
ガシッ!!
走ってこちらにやってきた大和さんは、何故か雪くんの胸ぐらを掴んだ
璃夢「えぇえええ!!?ちょっ、大和さん!?それは体罰になっちゃうよ!?」
翼「お前、体罰って言葉知ってたんだな」
璃夢「そりゃ最近ニュースでよく聞くからね!!」
物騒な世の中だよ、全く!!
先に生まれただけで偉そうにしやがって!って思っちゃうよね!もう!
璃夢「とりあえず大和さんは雪くんを離してください!」
大和「………。」
ググッグッ
璃夢「もちあげないでぇえええええ!!」
雪「……意外と苦しくないな」
大和「ほぉ…?じゃあもっと締め上げてやろうかぁ?」
璃夢「それ以上は死ぬからぁあああ!雪くんも煽らないでっ!!」
私は大和さんをポカポカと叩いて、なんとか雪くんを救出した
璃夢「もうっ!殺人犯になるつもりですか!?知り合いがそんなので一躍有名人になるの嫌ですからね!?」
翼「おーおー、語彙力上がってね?頭に血、上ったか?どーどー落ち着けー」
ポンポンッ
そう言って翼は私の背中を撫でた
翼「?…なんかお前の背中凸凹してね?」
璃夢「っ!!きっ気のせいだよ!!」
あ、危なっ!ほんとに危なっ!今はもう暑くなってきたからブレザー着てないんだよ
カッターシャツだけだから…。生地も薄いし…。気をつけないと…。


