INFATUATOシンドローム 2







ー次の日ー


ちゃんと寝たし、ちゃんとご飯も食べたし!準備バンバンだ!

《語彙力低下。いつも通りの璃夢である》


翼「とりあえず俺たちは月城の情報を持っていなさすぎだ」


璃夢「確かに。月城先輩に妹がいるなんて知らなかったもん」


まぁ、ほかのことも知らないんだけど…。


璃夢「でもさ?何を知ったらいいの?」


翼「とりあえず出身中から探って、同中だったヤツらに聞き込みすりゃいいだろ」


なるほど…。中学校から一緒なら月城先輩のこと何かしら知ってるはずだよね!

例えば、やっていた部活動とか知れば何が得意なのかしれて仲良く……って!仲良くなるのが目的じゃなかった…。


翼「つーわけで、手分けして3年のところを回る。んで、璃夢はタイマン申し込みもしつつ情報収集な?」


璃夢「もちろん!」


雪「じゃあさっそく情報交換だな」


璃夢「早っ!」


翼「オイオイ、まだ情報収集行ってねぇって」


雪「そうなのか?お前らトロイな」


トロくないよ!だって、昨日の今日だよ?昨日、私は胡桃先輩とのタイマンに勝ったんだよ!?誰にも話聞けてないよ?

雪くんはどうやって情報収集したのかな?


翼「……お前…まさかだけどよ…」


ん?翼は雪君がどうやって情報収集したのか分かったのかな?

でもなんで『まさか』なの?


雪「んだよ」


翼「ハッキングしたのか?」


ハッキングって……なんだっけ?

《☆ハッキングとは システムやネットワークに不正にアクセスすることだよ。また、別名で【クラッキング】と呼ぶこともあります!またそのようなことをする人のことを【ハッカー】または【クラッカー】と呼びます☆》