ー次の日ー
ちゃんと寝たし、ちゃんとご飯も食べたし!準備バンバンだ!
《語彙力低下。いつも通りの璃夢である》
翼「とりあえず俺たちは月城の情報を持っていなさすぎだ」
璃夢「確かに。月城先輩に妹がいるなんて知らなかったもん」
まぁ、ほかのことも知らないんだけど…。
璃夢「でもさ?何を知ったらいいの?」
翼「とりあえず出身中から探って、同中だったヤツらに聞き込みすりゃいいだろ」
なるほど…。中学校から一緒なら月城先輩のこと何かしら知ってるはずだよね!
例えば、やっていた部活動とか知れば何が得意なのかしれて仲良く……って!仲良くなるのが目的じゃなかった…。
翼「つーわけで、手分けして3年のところを回る。んで、璃夢はタイマン申し込みもしつつ情報収集な?」
璃夢「もちろん!」
雪「じゃあさっそく情報交換だな」
璃夢「早っ!」
翼「オイオイ、まだ情報収集行ってねぇって」
雪「そうなのか?お前らトロイな」
トロくないよ!だって、昨日の今日だよ?昨日、私は胡桃先輩とのタイマンに勝ったんだよ!?誰にも話聞けてないよ?
雪くんはどうやって情報収集したのかな?
翼「……お前…まさかだけどよ…」
ん?翼は雪君がどうやって情報収集したのか分かったのかな?
でもなんで『まさか』なの?
雪「んだよ」
翼「ハッキングしたのか?」
ハッキングって……なんだっけ?
《☆ハッキングとは システムやネットワークに不正にアクセスすることだよ。また、別名で【クラッキング】と呼ぶこともあります!またそのようなことをする人のことを【ハッカー】または【クラッカー】と呼びます☆》


