翼「ったく、璃夢も璃夢だぜ?」


璃夢「えっ?僕?」


翼「ったりめぇだろ?お前がメンチきったってメンチに見えねぇんだから無茶すんなよ」


璃夢「いやいや、無茶はしてないよ?」


翼「慣れない事すると、変な輩が寄ってくるからやめなさい」


璃夢「むぅ…はーい」


ちぇー。翼に禁止令出されちゃったァ…。メンチきる練習したらいいのかな?

今夜から鏡の前で練習だね。

《周りから見たらナルシストだ》


理緒「親子」


雪「親子だな」


昴「まぁ見ようによっちゃカレカノか?」


翼「かかかか、カレカノ!?!」


璃夢「かれかの?」


誰?

《人名ではない》


由宇「カレカノって言うのは、彼氏彼女の関係の人達のことを言うよ」


璃夢「へぇ〜………じゃあ僕女ポジション!?」


雪「翼が女はねぇだろ」


璃夢「………確かに…。」


前にも言ったけど、翼はイケメンだからね。女の子には全く持って見えないよ。それに、優しいから彼氏ポジションだよね!


翼「はいはい、もうその話はいいだろ。」


私を抱きしめるのをやめた翼は、私の体の向きを変えさせ、月城先輩に向き合うようにさせた

はっ!そうだった!


璃夢「月城先輩!僕とタイマン張ってください!」


龍虎「断る」


璃夢「月城先輩!僕とタイマン張ってください!」


龍虎「…断る」


璃夢「月城先輩!僕とタイマン張ってください!」


龍虎「くどいぞ」


璃夢「月城先輩!」