翼「璃夢に学校やめろってどういう事だよ!!」


玄関で待ち合わせのはずが、何故か教室階にいる翼と雪くん。


璃夢「どうしたの?2人とも!」


雪「中々降りてこないから倒れてるんじゃないかって翼が駄々こねたから仕方なく来たんだ」


璃夢「心配してくれてありがとう!雪くん!」


雪「………俺の話聞いてたか?翼が駄々をこねたんだ」


うん、でも心配してるって言ってるように聞こえたんだもん…。


翼「んなことはいいんだよ!!なんで璃夢が学校辞めるって話が上がってんだよ!」


あ、そっか。翼は怒ってるんだし、こんなほのぼのしてたらダメだよね

《別にほのぼのもしてない》


龍虎「そのままの意味だ。【女】のコイツが男子校である京極にいること自体可笑しいんだしな」


翼・雪「「女ァ?」」


璃夢「違います!僕は!正真正銘の!男です!」


心の中はね!!

うえーん!どうしよう!ここで脱げとか言われたらァ!!もう無理なんだけど!

精神的に今は辛いっ!!

《さっきから語彙力が上がったように見えたのは疲れているかららしい》


翼「だいたい!2年トップのした奴が女なわけねぇだろ!?」


雪「それもそうだ。これだけ強いヤツが女なわけがない。」


二人とも女だってこと全否定してくれてるんだけど…なんか…申し訳なくなってくる…。