私は胡桃先輩の近くに行った
璃夢「僕が負ければ、ペット期間は継続です。何があっても離れないと約束します。」
理緒「………ホントに…?」
璃夢「はい。それは絶対に約束します。」
理緒「…………分かった、いいよ。」
ホッ…よかった。タイマン張ってくれるって言ってくれて。
璃夢「それじゃあ、明日はどうですか?明日の放課後」
理緒「今から」
璃夢「今からですか!?」
私が明日の放課後にしたのは、今の胡桃先輩では体調が万全ではない。だから日を改めた方が平等だと思ったんだけど…。
理緒「早くやろうよ。キミが手に入るなら俺はなんでもするよ」
璃夢「……………分かりました…。胡桃先輩が良いのなら…それでいきましょう。」
流石に廊下でケンカをするわけにはいかないので私たちはグラウンドに出ることにした
翼「璃夢!」
下駄箱からグラウンドに向かって歩いていると、後ろから翼の声が聞こえた
振り返るとそこには、翼と雪くんがいた。
翼「どこ行くんだ?」
璃夢「今から胡桃先輩とタイマン張ることになったんだ」
翼「はぁ!?マジで!?」
璃夢「うん。」
雪「全く…お前は俺たちの相談無しに…」
璃夢「ごめんね?でも、やるなら今しかなかったんだ」
勝手に決めたら…いけなかったかな?
翼「けどまぁ!記念すべきタイマンに立ち会えるなら俺たちはいつでもいいよな!なっ、雪!」
雪「公平なジャッジをするには見届け人がいるからな。」
璃夢「二人とも…ありがとう!」
そして私は合流した二人と一緒にグラウンドに向かった


