INFATUATOシンドローム 2





璃夢「実はネックレスを探していて…」


龍虎「ネックレス?…胡桃から貰ったやつか」


璃夢「そうです!どこかで見ませんでしたか!?」


龍虎「……………悪いな。落ちているのを見た事はない」


璃夢「…そうですか…」


そうだよね…。そんなに都合よく見つかったりなんかしないよね…。


龍虎「だが……」


璃夢「え?」


その後、私は衝撃の事実を知ることになった























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理緒「あっ」


昴「あ?どした?」


理緒「スマホ忘れてきた…」


由宇「じゃあ取りに戻ろうか」


理緒「ううん、一人で行ってくるから先帰ってていいよ?」


昴「いや、俺たちもついて…って理緒!」


昴が着いていくという前に俺は走り出した

最近、どこに行くにも何をするにしても二人が着いてくる。そのせいでハムスターちゃんにも会いに行けない。

俺は結構走って二人から離れたところで走るのをやめた


理緒「……はぁ…ハムスターちゃん…俺が嫌になったのかな…?」


ハムスターちゃんだけが俺を心配してくれて…理解してくれて…傍にいてくれる存在なのに…。

どうしたらもう一度ハムスターちゃんが戻ってきてくれるかな…?ネックレスじゃ足りなかった?

もういっその事…監禁もありだよな……。


そんなことを考えながら学校に着いた

そして教室に向かって歩いて、階段を上り終え曲がろうとすると


理緒「?」


話し声が聞こえた。聞く限り人数は6人くらいだ

なんとなく歩くのをやめ、話し声に耳を澄ませた