大空「やっぱり兄貴は凄いです!!」
璃夢「きゃっ!」
私の足を持ったまま立ち上がった大空くん。
やめてー!!なんでそんなことするの!私になにか恨みあった!?
そんなこと考えても私の体はどんどん後ろに傾いていく
大空「ヤバっ!兄貴!」
ヤバいっこれ頭打っちゃう!うぅ…川で死にたくないよ〜。そんなのすぐにおじいちゃんが迎えに来るじゃん!
ギュッと目を瞑ってすぐに来るだろう痛みを待った
ドンッ!!
璃夢「いててて…あれ、でも思ったより…」
思ったより痛くなく、驚いて目を開けると…
大空「大丈夫ですか!?兄貴!ホントすんません!俺のせいで!っ!」
すぐ目の前に大空くんの顔があった。
近いっ!
少しでも動けば鼻と鼻が触れ合ってしまいそうな距離。
大空くんが石と私の頭の間に手を入れてくれたことでぶつけることなく済んだ
璃夢「大空くん、ありがとうね」
私はそのままの体勢で大空くんにお礼を言った
動こうにも動けないしね。このまま言っても問題は無いし
大空「い、いやっ、むしろご褒美っ!」
璃夢「え?」
どういうこと?
大空くんの言っている言葉の意味が理解出来ないでいると
「璃夢さぁあああん!!」
ドンッ!
大空「はぁ!?」
バシャーンッ!!
璃夢「……へ?」
目の前で起きた出来事が一瞬すぎた。
何が起きたのか私は瞬時に整理しようと思った
……誰かが大空くんを押した?それで大空くんが吹っ飛んだ?
でも誰が大空くんを押したの?
その疑問はすぐに消えることになった


