大翔「そーいうこった。」
ビクッ
すると私たちの後ろに大翔さんがいた。
璃夢「な!なんでいつもニュって現れるんですか!?」
いつもいつも心臓びっくりするんですから!
大翔「ニュってなんだよ」
あぁ!また『お前は馬鹿か?』みたいな顔する!なんでよ!ニュって言っただけじゃん!
ムカついたので私は頬を膨らませてそっぽ向いてやった。もう大翔さんに話しかけられても無視してやるんだから!
大翔「……。この掃除は毎年恒例だから文句は言うな」
煌月「毎年恒例?」
鷹也「でも、先輩たちみんな楽しかったって言ってましたよ?ゴミ掃除だなんて誰も言ってなかった」
大翔「それは伝統みたいなもんだからな」
ムッ。みんな私を無視して話を進める方向に持っていったな!?別にいいけど?もう掃除始めちゃうもんね!
煌月「伝統って……掃除があることを伝えないってことですか?」
大翔「そう。結構前からあるからいつ始まったかは知らねぇけど、掃除が終わらない限り遊べない苦痛が絶望的で、後輩に嘘つくことで鬱憤ばらししてるそうだ」
玖音「……逆にそんなんで鬱憤晴れるんだ」
鷹也「酷いよー!!掃除だって知ってたらお気にの服なんて着てこなかったし!」
大翔「だろうな。毎年お前みたいにお気に入りの服着て来たやつが絶望して帰るんだよ」
煌月「それで鷹也みたいに絶望したやつが伝統を守っていくと…」
鷹也「いや待て!俺だけじゃないぞ!?絶対他にもいるって!ねぇ!璃夢さ……あれ?」
玖音「…璃夢がいない?」
四人が伝統・恒例について話している間、璃夢は…


