璃夢「委員会が終わったらすぐに行くので!待っててください!」
理緒「うん!じゃあ早く行っておいで?」
そう言ってくれた。
優しい!胡桃先輩がいつもよりワガママじゃない!
ありがたいと思いながら私は委員会に向かった
【林間学校】
委員会に出て、話をちゃんと聞いていたけど詳しいことは何も教えてくれなかった
教えて貰えたのは、近くの山でやること、集合時間、終わる時間だけ。
他には、調理実習をするからグループを作っておけってことと、日帰りだから身軽で参加しろってことを伝えろって言われた。あとは、汚れてもいいような服で、軍手持参だって言われただけ。
何をするかとかは細かく教えてくれなかった。
うーん……とりあえず山登るっぽいから動きやすい服装で行こう!
玖音「前日なのに詳しいこと全然教えてくれなかったね?」
璃夢「だね?もしかしたら、内緒にしてて何か面白いことしてくれるのかも」
玖音「それだといいね。」
璃夢「玖音、ごめんね?お昼休みの時間削っちゃって」
玖音「いいの。林間学校の内容気になってたし」
そう言ってくれる玖音は本当に優しい人だ
そして私は急いで弁当を手に音楽準備室に向かった
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そして今日は【林間学校】当日。
鷹也「璃夢さん!!」
璃夢「あ、鷹也くんおはよう」
集合時間まで教室で待機だと言われたので私は教室にやってきた
すると驚いたような表情をした鷹也くんが私の元にやってきた
鷹也「おはようございます!っじゃなくて!」
わお、なんか焦ってるけど挨拶はちゃんと返してくれるんだね。
私は何故鷹也くんか焦ってるのか分からなかった


