璃夢「玖音、先に行ってて?僕、胡桃先輩に委員会行くこと伝えに行ってくるから」
玖音「わかった。場所、会議室だから間違えないでね?」
璃夢「はーい!」
そっか、そっか、会議室でやるんだね!知らなかったぁ〜。玖音が教えてくれてよかった。
《すでに話を聞かない能力が発揮された》
玖音は先に教室を出ていき、私は胡桃先輩の教室に向かおうした
ガラッ
理緒「ハムスターちゃん〜!お昼食べよ〜」
すると教室の扉が開き、胡桃先輩が私の方に向かって歩いてきて抱きついてきた
璃夢「胡桃先輩、僕委員会に行かなくちゃいけないので、先に行って食べててくれますか?」
委員会の始まる時間があと少しなので私はすぐに本題に入った
理緒「委員会〜?そんなのサボっちゃいなよ〜。俺と一緒にご飯食べよ〜?」
璃夢「ダメですよ。僕がやりたいって言ったのにサボれませんよ」
理緒「え?ハムスターちゃんがやりたいって言ったの?なんで?」
え?なんで?なんでってそんなこと聞かれると思ってないよ?
というかなんでだったっけ?うーん……
璃夢「楽しそう…だからですかね?」
理緒「………なるほどね〜。いいね〜無知って」
すると納得したように首を縦に振ったかと思えば意味のわからないことを言った
『いいね〜無知って』?どういう意味?
理緒「わかったぁ〜。ハムスターちゃんがやりたくてなったなら仕方ないよね〜?」
そう言って私から離れた
あら、もっと駄々こねるかと思った。
理緒「じゃあ一人で寂し〜く、悲し〜く、お弁当を食べることにするよ」
私から弁当箱を受け取り、何故か寂しくと悲しくを強調して言った胡桃先輩