多分、胡桃先輩はトランプに向いてないと思う


由宇「じゃあ集計すると、最高が22点で、ドベが10点だね」


理緒「あははっ!ドベの人ヤバい点数!一番上の人と10点以上点差あるじゃん!」


昴「で?誰が1位で誰がドベなんだよ」


由宇「1位は璃夢くんだよ」


璃夢「え!僕優勝ですか!?やったぁー!」


嬉しい!家でゲームやると絶対荘司さんに負けるから1位になれるなんてすっごい嬉しい!


理緒「ハムスターちゃん凄いね!UNOは散々だったけど!!」


璃夢「UNOはこれから勉強しますね」


昴「イヤ、しなくていいだろ」


理緒「じゃあ僕が2位かな〜」


由宇「イヤ、2位は俺と昴が同率だよ」


星宮先輩と有栖先輩、同率なんだ。2年ナンバー2も二人でやってるし、仲良しだよね。

昔から仲良かったのかな?


理緒「ちょっと待ってよ!それじゃあドベって!」


由宇「もちろん理緒だよ」


理緒「嘘だああ!!1位の自信あったよ!?」


昴「イヤ、あんだけ負けまくっててよく自信あったな」


………胡桃先輩が1位取ったのUNOだけだよね…?私の記憶が正しければ…。


理緒「はぁ〜あ…全部負けるとか面白くなぁ〜い!!もういいもん!お風呂行ってくる!」


『ふんっ!』と拗ねたような表情をしたまま胡桃先輩は部屋を出ていった


璃夢「……胡桃先輩、大丈夫でしょうか?」


楽しくって手加減しなかったから…大人気なかったかな?


昴「気にすんな。アイツはいつもああだ」


由宇「そうそう。お風呂入ったらすぐいつも通りになるよ」


そ、そうなんだ。いつも通りなんだ…。次やる時は胡桃先輩も楽しいゲームにしないとね