迷っていると
透「魁様もお座り下さい」
そう言って椅子を引いて座る場所を教えてくれた
めっちゃくちゃいい人っ!
璃夢「ありがとうございます!あと、僕のことは璃夢でいいですよ」
透さんは年上だし。私は年下だし。
そう言って私は引いてくれたイスに座った
透「では、璃夢様と呼ばせて頂きます」
あ、様付けは譲れないやつ?漣さんと同じだね
無理強いするのも悪いし、名前で呼んでもらえるだけいいか!
理緒「浮気はいけないよ〜ハムスターちゃん?」
胡桃先輩はテーブルに肘をつき、顎を支えるような体勢でそう言ってきた
璃夢「浮気っ!?」
なぜそんな話に!というか誰と!ていうか誰が!
昴「んだよ。オメェらやっぱ噂通りなのかよ」
由宇「璃夢くん、嫌だったら理緒なんか殴っちゃっていいよ?」
色々と物申したい!!
璃夢「僕、別に胡桃先輩と付き合ってないですから!それに嫌なことなんてないので殴りません!」
分かってくれるよね?
理緒「も〜ハムスターちゃんってば恥ずかしがり屋なんだから〜。」
璃夢「恥ずかしがってません!!」
そうやってすぐ人をからかうんだから!
ふと視線を感じてその方向を見てみると、星宮先輩が私をじっと見ていた。
え?え?なに?なんでこんなに見られてるの?
なぜ見てくるのか聞こうとしたけど
透「お待たせ致しました。」
カタンッ
透さんが料理を持ってきてくれたことで聞けなかった
昴「いただきまーす」
理緒「いっだたきまーす!」
由宇「いただきます」
璃夢「…………。」
出てきた料理をみて私は固まってしまった
もちろん、食器や盛り付け方が綺麗なことに驚いたという理由もある。


