INFATUATOシンドローム 2






……いつもならなんか言うだろうに。珍しいこともあるもんだ


そして1階に着き、少し廊下を歩いたところで先輩たちが止まった

ここが、リビングの扉?凄い大きいっ!こんなに大きな扉、学校の理事長室でしか見た事ないよ


ガチャッ

扉もすごかったが、中もすごかった

体育館の半分位はありそう?あ、そんなにないかな?

縦は10メートルくらいあるっぽいし、横は7メートルくらいありそう。

天井は凄い高い。8メートルくらい?それに綺麗な形、デザイン?をした電気が吊るされている

大きくて長いテーブルとそれに合わせたイス

奥には大きなソファと小さなテーブル、そして胡桃先輩の部屋よりももっと大きなテレビ。

しかもそのテレビは壁に埋め込まれてあった


璃夢「す、ご」


由宇「だよね。俺も初めて来た時、ビックリしたもん」


この大きさみて驚かない人なんていないと思う。まるで昔読んだ絵本の中に出てきたお城みたい

こんな風に長いテーブルでご飯食べてたし。


理緒「透〜料理出していいよ〜」


未だに部屋の広さと綺麗さに感動していると胡桃先輩が誰かの名前を呼んだ

トオルさん?どちら様?

すると奥の部屋から何かを押して出てきたスーツを着た若い男の人。

20歳くらい?

ていうか、さっきから何々くらいしか言ってない


理緒「今日のご飯はなに〜?」


透「今日はビーフシチューです」


理緒「やったあ〜!ビーフシチュー好き!よくわかってるじゃん透!」


昴「めちゃくそ腹減った。透、早く準備してくれ」


透「かしこまりました。」


透さんがそう返事をする前に先輩たちは席に座り始めた

え、え?わ、私どこに座ればいいんだろ?