その頃の璃夢は…
チャプンッ
璃夢「ふぃぃいい〜足伸ばせる〜」
お風呂を堪能していた。
いやぁ、丸い形したお風呂なんて見たこと無かったから多分10分くらいは固まってたよね
璃夢「にしても、あのシャンプーたち本当に借りてよかったのかな?」
見るからに高そうな見た目のボトルだったし、商品名だって英語?みたいなので書いてあったし
………どこかしらいつもより肌がモチモチしてて、髪がサラサラしてる気がするんだけど……………大丈夫…だよ………ね?
理緒「ハムスターちゃん?」
璃夢「ひゃいっ!!」
理緒「ちゃんと温まってる?」
璃夢「ははははい!!とても良い湯加減にござりまする!」
理緒「ははっ日本語が面白いことになってるよ?大丈夫?」
ビ、ビックリしたぁ。さっきまで全然人の気配無かったんだけど……よかった、脱衣所に行こうとしてなくて
素っ裸で胡桃先輩と会うことになってたよ。
理緒「ヤケドしてなかった?」
璃夢「はい!全然大丈夫でした!」
理緒「そっか…ならよかった。あっ?着替えおいておくね〜?」
璃夢「ありがとうございます!」
……そういえば、私、本当に泊まることになっちゃったのかな?
璃夢「あの、胡桃先輩?」
理緒「なに〜?あ、一緒に入りたくなったの?」
璃夢「いえいえっ!全くそんなことはっ!」
理緒「ちぇ〜『全く』とまで言わなくていいじゃん〜?それで?どうしたの?」
璃夢「僕、泊まっても大丈夫なんでしょうか?」
電話して出たのが荘司さんなら泊まりを許してくれるはずないんだけど…。
お母さんは夜勤だから家にいないと思うし…。


