INFATUATOシンドローム 2






理緒「じっとしててね〜」


そう言った胡桃先輩は私のブレザーのボタンを外していった


璃夢「じじじ自分で脱ぎます!!!」


そう言って私は勢いよく胡桃先輩から距離をとった

危ないっ!危ないっ!脱がされたら性別バレちゃう!


理緒「え〜?遠慮しなくていいよ〜?あ、それとも一緒に入りたい?冷やしてあげるよ?」


一緒にっ!!?


璃夢「ひひひひ一人で!一人でお願いします!」


きっと私の顔は真っ赤だろう。恥ずかしくて仕方がない。

はっきり断っても胡桃先輩なら普通に入ってきそうな気もするけど!

《酷いイメージである》


理緒「そっかぁ残念だなぁ。今度一緒に入ろうね?絶対だよ?」


ぜ、絶対!?絶対なんて言われても入れないものは入れない!!一生はいれないよ!

しかもそれほど残念そうじゃない!!


理緒「じゃあ電話してくるから電話番号教えて?」


そう言った胡桃先輩に電話番号を持っていたなんかの紙の切れ端に書いて渡した

多分あのプリントは、数学のプリントだった気がする。まぁ提出期限過ぎちゃってたやつだし、いいよね!

《提出期限遅れてるなら早く出せよ》
《しかも良くないし》



理緒「シャンプーとか気にせず使っていいからね?あ、あとドライヤーはこの引き出しの中だから」


璃夢「分かりました」


そして胡桃先輩は電話をしてから着替えを持ってきてくれると言ったので、早く制服を脱いで、サラシとレディースパンツをタオルに包んでお風呂場に入った

じゃないと、脱いでる時に入ってくる可能性もあるから


そして私はお風呂の大きさと綺麗さに感動してしばらくの間かたまり動かなかった