璃夢「あの……どうして月城先輩はいつも僕の頭を撫でてくれるんですか?」
龍虎「………すまない。嫌だったか?」
そう言うと撫でるのを辞めてしまった
璃夢「あぁ!違うんです!僕、月城先輩に撫でられると、とっても落ち着くんです!」
なんだか懐かしく感じるしね。
璃夢「だけど、なんで撫でるのか気になっちゃって。特に意味が無いのかもしれないんですけど」
龍虎「………すまない、無意識だ」
無、無意識!?それは、無意識に私の頭を撫でてるってことですか!?
龍虎「それじゃあ俺も戻る。お前も早く行けよ」
璃夢「はっ!そうですね!!」
ということで、私は教室に戻り、スケッチブックと筆記用具をもって外に出た
今回は誰ともぶつからずにちゃんと授業に出れましたから!!
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そして時間はあっという間に過ぎ、今はもう放課後。
月城先輩に言われたようにタイマンを張って、ネックレスを返すために私は胡桃先輩と二人きりになっていた
あ、放課後に二人きりなのはいつも通りか
理緒「今日はどこに行こうかなぁ〜。うーん…ハムスターちゃんはどこに行きたい?」
璃夢「僕ですか?…僕は胡桃先輩の行きたいところに行きたいです」
胡桃先輩に丸投げしちゃってるのも事実だけど、私が行きたいところなんてスーパーか、セール中のデパートだけだもん
それなら胡桃先輩の行きたいところ聞いた方がいいよね?


