茉莉「仕事が無ければ私が送ったんだけど…」


はっ、そっか!!茉莉さん、仕事が無いわけないよね!それなのに長居しちゃって!!

とてつもなく申し訳ない気持ちになった


茉莉「私の為にも理緒に送って貰って?心配になりすぎて仕事に手がつかなくなっちゃうから」


えぇ!帰ってからも茉莉さんの邪魔しちゃうことになっちゃう…

一人でも大丈夫だけど…


璃夢「胡桃先輩…送ってください…」


理緒「何その可愛いお願い。初めて女の子にキュンときた」


璃夢「僕男です。女じゃないです」


理緒「え〜?もうさっきからハムスターちゃんが女の子に見えて仕方ない〜」


璃夢「病院行ってください!!」


病院行っても何にもならないけどね!


理緒「じゃあ行こうか。」


そう言って左手をひらひらさせた


璃夢「?」


どうしたんだろう?手首痛いのかな?


理緒「アレ?分からなかった?手、繋ご?」


へっ!?手を繋ごう!?いいの!?男の子同士だけどいいの!?


理緒「はーやくっ!手繋がないと写真ばら撒くよ?」


璃夢「脅迫ですか!?」

パシッ!


そうツッコミながら私は先輩の手をとった。


理緒「まぁ冗談だけど〜」


璃夢「胡桃先輩が言うと冗談に聞こえないんですよ…」


茉莉「ふふっ、仲良しね」


理緒「当たり前じゃん。じゃあ帰ろっか」


璃夢「はい。茉莉さん、今日はありがとうございました。今日借りたものは新品買って返すので」


借りたもの。それは下着です。誰かが1回着た下着返されても困ると思うので、似たようなデザインと同じサイズを買って返そうと思います