INFATUATOシンドローム 2




理緒「うん!ココじゃ暑いもんね!早く行こうか!」


そう言って私の手を取りビルに入っていく

あ、あれ!?さっきまであんなに機嫌悪かったのに治ってる!?………何があったんだろう…。自分の中で収拾がついたのかな?

中に入ると胡桃先輩は正面にあるエレベーターに向かって歩いていった

あっ!あのエレベーターから上に行くんだ!胡桃先輩、何度か此処に来たことあるってことかな?

そう思って大人しく胡桃先輩について行くと


茉莉「理緒!そっちじゃなくてコッチ!」


後ろから違うと声がかかった。茉莉さんの方を見てみると、【関係者以外立ち入り禁止】と書かれた扉の前にいた


理緒「ソ、ソーソー、アッチだったよね〜」


『分かってたよ、うん』と付け加えて言った


璃夢「よく来るんですか?」


なんか、今の言い方を聞くとここに来るのは初めてじゃない感じがした。

気になったので聞いてみた


理緒「へっ!?あ、あぁーうん。そうそう。よく来るよー?」


茉莉「何がよく来るよ。今日が初めてでしょうが」


理緒「ゲッ」


……?と言うことは…ん?胡桃先輩はここに来たことがないってこと?

ちらっと胡桃先輩を見てみると、


理緒「ひゅ、ひゅ〜」


口笛を吹いてそっぽ向いていた

……なんで嘘ついたんだろう?私の聞き方が良くなかったかな?


茉莉「全く…。さぁ!璃夢ちゃん!行きましょ!」


そう言って私の手を取った茉莉さん。胡桃先輩が掴んでいた手はあまり力が入っておらず、すぐに取れた。


理緒「なっおい!」


茉莉「ささっ、こっちこっち〜!」


胡桃先輩が怒ってるのを無視して茉莉さんは【関係者以外立ち入り禁止】の扉に向かっていった


ガチャッ

扉を開けると大きな廊下を挟んで正面にエレベーターがあった