あれから僕はあの喫茶店に何度も足を運んだ。
彼女の名前は星野 ゆき。
もうお互いのことを下の名前で呼ぶ仲にまでなった。
ゆきとはとても気が合った。
好きな食べ物や、ばあちゃん子だった僕が好きだった昔ながらの遊びなんかでいつも話が盛り上がった。
「日曜日映画見に行かない?」
彼女を遊びに誘ってみた。
彼女は少し悲しそうな顔で店番しなきゃいけないからと断った。
こんな暇な店なのに。
少し疑問に思ったが諦めた。
「来週の水曜日!夜に会えない?」
彼女は何かを思い出したかのように言った。
「水曜日?いいよ。じゃあ21時にここで」
なんで水曜日の夜なんだろうと不思議に思ったが
会えることが嬉しくて楽しみだった。
数日してテレビをつけると天気予報。
「、、明日水曜日は空気が澄み渡り北斗七星が綺麗に見えるでしょう、、、」
「北斗七星か」



