ドンッ

「うっっ…」

休み時間、私は教室で美麗の強烈な腹パンをくらった。


痛い。
痛いけど私はもうずいぶん前に抵抗するのは諦めてた。

私はただただ美麗を睨みつける。

「なによ、その顔。」

「…」

「なんなのって言ってるの!!!」

バシッ
次はビンタ。

「あんたが、うざいのよ。ねえ、みんなもそう思うでしょ?」

「もちろん。あんたみたいなブッサイクは生きてる価値なんてないのよw」

「そうよそうよ」

「しーね、しーね、しーね」

「「しーね、しーね、しーね」」

クラスみんなが私を罵ってる。

悔しくてたまらなかった。