そんなアカネとハヤトの声なんて気にならない。



久々に倉庫に行きたいというアカネを連れて4人で車に乗った。



「ありがとうございました!」



倉庫に着くとみなみはそう言って車を降りて行った。



雇ってる運転手に礼を言う奴なんて滅多にいない。



桜庭は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに優しく笑った。